「トピナ」
今日で、四日続きの雨模様。デイサービスの送迎バス乗降時に、雨が落ちていないと、「よかったですね。」とか、「助かります。」を、挨拶のようにしているこのごろです。雨が降っている中、智子を乗降させるときは、病院のベッド横にある、所持品を収納する台の上部についていて、食事のときなどに引っぱり出して使う、あの板と同様の仕掛けが、もし車の屋根に装備されていたなら、「濡れないし、急がなくてもいいし、とても便利だろうな。」と、母は想像したりしています。こんなすっきりしない天気が続く中ですが、智子は、雨にも負けず、元気に過ごしています。
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先月5月13日から、智子の抗けいれん剤に、「トピナ」という、新しい薬が、加わりました。現在、2週間ごとに、50mgずつ、増量されているところです。トピナが加わった当初は、寝る時間がやや増え、少し前から立ち上がって歩き始めていたところでしたが、ほとんど立たなくなってきました。表情は、トピナ以前と同様に、良い状況が続いています。トピナ開始後、25日目くらいから、立たせたときに、体がフラフラする感じが少なくなって来たのを感じていましたが、その後、不意に立ち上がってスタスタ歩き始めたり、そのままこわごわ歩いたりもしています。これまでは、便座に智子を座らせて、排尿を待っている間、私は家事などをしながら、智子の様子を見に、トイレへ往復していましたが、このやり方も変えるときが来たようです。本当にびっくりしたことですが、10日くらい前、台所にいた私が、気配を感じた方を見ると、智子が、うれしそうに、部屋の入り口に立っていたのです。もちろん、便座から立ち上がって、下ろしたズボンを引きずって。私が、「智子、恥ずかしーい。」と、急いで、便座に座らせた直後に、智子の排尿があり、ヤレヤレでしたが、私の慌てぶりがおかしかったのか、智子は、うれしそうに手をたたいていました。現在は、排尿を待つときは、トイレの入り口に、椅子を置いて、智子が一人で廊下に出れないようにし、私は、以前よりも頻繁にトイレの智子を見に行くようにしています。そのうち、私は、トイレの前から離れずに、本を片手に、排尿の番をするようになるかもしれません。
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智子の抗けいれん剤は、2006年12月から、一定量が継続されてきた、デパケンR・エクセグラン・ガバペンはそのままで、今回トピナが加えられたわけですが、さらに、薬が増えたことに、私は、気持ちの上で、多少抵抗がありました。ですが、目の前で、手をパチパチ、うれしそうにたたいている智子を見ていると、さらに良い変化が期待できるのでは・・・と、ついつい欲張ってしまうのです。
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